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4歳になっても言葉が遅い…幼稚園で増える困りごととは?

編集者

編集チーム/凹凸凸凹保育園

2026年05月06日

  
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4歳になって、「言葉が遅いかもしれない」と不安になる保護者の方は少なくありません

「3歳の頃は、“個人差がありますからね”と言われていたんです」

そう話される保護者の方は少なくありません。

小さい頃は、「男の子だから」「そのうち話せるようになりますよ」と言われることも多く、様子を見ながら過ごしていた。実際、少しずつ言葉が増えているようにも見えていた。

ただ、4歳が近づいてくる頃から、不安が強くなっていくご家庭があります。

周りの子は自然に会話をしている。幼稚園でお友達同士のやり取りも増えている。先生との受け答えもしっかりしている。

その中で、「うちの子はまだ単語が中心かも」「会話のキャッチボールが続きにくい」「自分の気持ちを言葉で伝えるのが苦手そう」と感じ始める。

そして、「4歳 言葉が遅い」「幼稚園 言葉が少ない」「4歳 会話が続かない」と検索を繰り返してしまう。

実際、「4歳になっても言葉が遅い」という悩みは、発達相談の中でも非常に多いご相談のひとつです。

「言葉が遅い=発達障害」とは限りません

ただ、最初に知っておいていただきたいのは、“言葉が遅い=すぐに発達障害”と単純に決めつけられるものではない、ということです。

言葉の発達には個人差があります。

理解する力の方が先に伸びる子もいます。言葉をため込む時期が長い子もいます。安心できる環境では話せるけれど、集団になると緊張して話せなくなる子もいます。

だからこそ、「何歳で何語話せなければ問題」という単純な話ではありません。

ただ一方で、“生活の中で困りごとが増えているかどうか”は、とても大切な視点になります。

4歳で言葉が遅い子に起きやすい困りごと

言いたいことが伝わらず、癇癪になってしまう

4歳になると、「言葉で伝える場面」が急激に増えていきます。

「貸して」
「入れて」
「嫌だった」
「やりたかった」

幼稚園では、自分の気持ちを言葉で伝える場面が増えていきます。

ただ、言葉が遅い子の中には、“伝えたい気持ちはあるのに、うまく言葉にできない”子もいます。

その結果、思い通りに伝わらず、癇癪になってしまうことがあります。

周囲からは「怒りっぽい子」に見えていても、実際には、“どう伝えればいいかわからず苦しくなっている”ケースも少なくありません。

お友達との会話に入りにくい

幼稚園では、お友達同士の会話もどんどん増えていきます。

その中で、「会話のテンポについていけない」「何を話せばいいかわからない」と感じている子もいます。

本当は一緒に遊びたい。でも、うまく言葉が出てこない。

その結果、一人遊びが増えたり、お友達との関わりを避けるように見えることがあります。

特に4歳頃になると、周りの子との“会話量の差”が見えやすくなるため、保護者の方も不安を感じやすくなります。

先生とのやり取りで固まってしまう

幼稚園では、先生との受け答えの場面も増えていきます。

「今日は何して遊んだの?」
「お名前を教えてね」
「どうしたかったのかな?」

そうした問いかけに対して、頭の中では理解していても、言葉として出てこない子もいます。

その結果、「反応が薄い」「話を聞いていない」と見えてしまうことがあります。

ただ実際には、“理解できていない”のではなく、“言葉にするまでに時間がかかっている”ケースも少なくありません。

幼稚園に入ることで、「言葉の差」が見えやすくなることがあります

家庭ではそこまで困っていなかったのに、幼稚園に入ってから急に「言葉が遅いかもしれない」と感じ始めるご家庭もあります。

これは珍しいことではありません。

幼稚園では、お友達同士の会話が増えます。先生の指示を聞いて動く場面も増えます。自分の気持ちを言葉で伝える場面も増えていきます。

つまり、“言葉を使う機会”そのものが急激に増えるのです。

だからこそ、家庭では見えなかった困りごとが、幼稚園生活の中で初めて見えてくることがあります。

大切なのは、「安心して伝えられる経験」です

保護者の方の中には、「もっと話しかけた方がよかったのかな」「動画を見せすぎてしまったのかな」と、自分を責めてしまう方もいます。

ただ、言葉の発達は、“家庭の努力だけ”で決まるものではないこともあります。

もちろん、関わり方は大切です。

ただそれ以上に、“安心してコミュニケーションを取れる環境”が重要になるケースもあります。

実際、安心できる相手には話せる子もいます。遊びの中だと自然に言葉が出る子もいます。大人が先回りしすぎないことで、自分から言葉を使えるようになる子もいます。

つまり、“言葉を教え込む”ことだけが大切なのではなく、“伝わった”“わかってもらえた”という経験を積み重ねることが重要なのだと思います。

凹凸凸凹保育園で大切にしていること

凹凸凸凹保育園では、未就学のお子さまを対象に、遊びや日常生活を通した支援を行っています。

私たちが大切にしているのは、「言葉を無理に増やすこと」ではありません。

子ども一人ひとりのペースを大切にしながら、「どんな関わりなら安心してコミュニケーションが取れるのか」「どうすれば“伝わった”という成功体験を積み重ねられるのか」を、保護者の方と一緒に考えていくことを大切にしています。

実際に、「癇癪が減ってきた」「少しずつ自分から伝えようとする場面が増えた」と変化を感じられるご家庭もあります。

言葉の発達は、“単語の数”だけではありません。

安心できる。伝わる。わかってもらえる。

そうした経験の積み重ねが、子どものコミュニケーションの土台になっていくことがあります。

もし今、「4歳になっても言葉が遅いかもしれない」と感じながら、不安を抱えているなら。“まだ相談するほどではないかも”と思う段階でも大丈夫です。

まずは、ひとりで抱え込まず、地域の中にどんな支援先があるのかを知ることから始めてみてもいいかもしれません。

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